葛西:では、第一回対談企画を始めたいと思います。
主旨から言うと、あるテーマを決めて、みんなで楽しくお話しようという企画です。初回のテーマは、研究室に関して話そうと思います。
外部の学生から研究室どんな感じですか?とか、雰囲気どんな感じですか?ってよく聞かれるので、そのあたりを中心に話していきたいと思います。
メンバーは、M2小竹隼人、M1葛西健介、B4櫛引翔太の3人です。それぞれの代のゼミ長が集まりました。
一同:はい、よろしくお願いします。
葛西:まず最初に、研究室の雰囲気とかいいところってどういうところですか?
雰囲気どんな感じ?
櫛引:みんな優しそうですよね。
小竹、葛西:優しそうね(笑) そうかもね(笑)
葛西:最初の方、M2の人と距離あったなってめっちゃ思っていて、でも割と卒制期間を経て、今だいぶ馴染んだ感があって、それは仲良いかなと思ってるんですけど…(笑)
小竹:じゃあ、仲が良い研究室だ(笑)
一同:(笑)
葛西:B4は、割とコミュニケーション能力高い人多くないですか?
小竹:B4(コミュニケーション能力高い人)多いよね。
櫛引:元々同期内は、知り合いが多いメンバーが集まったし、M1の先輩とも知り合いが多いので、しかもみんな話しかけてくれるので、馴染みやすかったですね。
葛西:ゼミ一緒の人が多かったから、仲が良いみたいな感じかな?
櫛引:それもありますね。
葛西:じゃあ、先生はどんな感じですか?
研究室に先生はどんぐらい関与してくれるんですか?ってよく聞かれるんですよね。
小竹:関与の仕方は、多分、普通の研究室と同じように関与していると思うんだけど、普通の研究室と違うところはやっぱ、学生が言ってなんかできるんじゃないかなって言うところで。
葛西:なんでもおっけーみたいな感じですもんね。
小竹:とりあえず、猪熊さんに言って、それが研究室活動になったり、みたいな感じで、トップダウンではなくてボトムアップ型。ボトムアップ型としては、芝浦しか知らないから難しいけどその中では一番じゃないかな。
葛西:確かに。
周りと比べると確かにそうですよね。割とこっちが提案すればなんでもしてくれるみたいな感じだし。
小竹:こっちがやりたい活動にしっかりお金が使われるってところもあるしね(笑)
葛西:事務所の中の先生を僕は知らないので、違うって話を聞きながらも優しい先生しか知らないけど…
櫛引:いつもうんうんって頷きながら話聞いてくれるんですよね。
葛西:結構イケイケですよね。なんでもGOGOみたいな(笑)
小竹:否定しないからね。
葛西:確かにそうですよね。
まあそういう感じだと空気感的にはやりやすいですよね。研究室全体の空気感としては。
小竹:そうだね、提案はめちゃめちゃしやすいと思うね。
まあ否定はしてこない人だから。変な提案をしても大丈夫っていう安心感はあるね。
葛西:いいじゃんいいじゃんって言う。
先生の方がどんどんイメージ膨らんで、「僕の中ではできてるんだけどなあ」って言われるじゃないですか。よく。(笑)卒制の時とか。自分の中ではまだ追いついてないのに、すげーなっていう(笑)
じゃあ、今、研究室でどんなプロジェクトしてますか、とか聞かれるんです。でも、まだあんまり定まってないですよね。一貫してこれっていうのはないですよね、今のところ。
小竹:そうだね。さっきの話と通じるけど、まあこっちが提案して受け入れるっていうのだから、
絶対やんなきゃいけないっていうのがないところがいいところでもあり、まあそこら辺が分かられてないところなのかなっていうところでもあり。
櫛引:去年は、何をやったんですか?
小竹:去年は、僕たち(M2)が、とりあえず研究室の家具を作ろうってことで、椅子を作るっていうプロジェクトをやった。それも僕たちが猪熊さんに言って、やっていいよって言われたので、コンペ形式にして一番になった案を作って、結構お金もかけて実際に施工までしたっていう。
葛西:うち(M1)の代は、寺社ワーケーションやって、それは猪熊さんからでしたよね。こういうのあるんだけどどう?っていう感じでしたよね。
割と持ってきてくれるのもあるけど、どちらかというと提案した方が、プロジェクトとしてはいいですよね。
小竹:外部の人で、やりたいことがある人は割とおすすめなんじゃないかなって思います。逆にやりたいことはなくて先生が持ってくるレベルの高いものだけこなしていきたいっていう人は、多分合わないね。
葛西:確かに。
小竹:4年生はやりたいこととかあるの?
櫛引:まだそんなに出てきてないですけど、今、種子島のプロジェクトあるじゃないですか。あれは興味ありますね。
葛西:なんで、この研究室に入ろうと思ったか、簡単にある?
櫛引:元々、大学入った時は住宅系が好きだったんですけど、課題は段々学年上がっていくうちに規模が大きくなっていくじゃないですか。公共空間とかの方が楽しいなって思うようになっていって、それで猪熊先生は高子湯空間とか強いじゃないですか。その時に、さっきも言ったんですけどめっちゃ頷きながら話聞いてくれて、それで受け止めて、アドバイスとか可能性を広げてくれそうだな思って、猪熊先生にしようって決めました。
葛西:卒制で住宅、うちの代では誰もやってないですよね。
全員公共というか、住宅系はいなかったですよね。
みんな公共系を被らず…系統も。
最後に、どういった研究室にしていきたいか、みたいな
今後の研究室、いい意味でこのままで良いとか。
小竹:どうなんだろうな。
とりあえず、高いお金を払って大学にきているから、それに見合うだけの活動を行っていける研究室じゃないとなって思っていて、その中で一番顕著なのがモノを作るっていう行為かな。それは学部生時代の設計っていう頭の中だけのものではなくて、実際に触れるものとして残るものとして作っていくから、そういう活動は残していかないといけないなと思いつつ、グレードアップさせるには何があるんだろうなあ(笑)
葛西:やりたいこともみんなバラバラじゃないですか。院生になると。
割とどっちかというと自由な研究室と言うか、なんでもできるので、なんか各々がやりたいことを積極的に言っていけば、活動量も増えるし、みんなプラスになるんじゃないかなって思いますね。
小竹:そうだね、自分の色が決まっている人がきたら、いいね。
そう言う人がくると自分がやりたい方向にいけるんで、やりたいことができて伸びるんで、自分の色が決まっている人が伸びる研究室と言うことで。
葛西:なるほど。
そんな感じで良いでしょうか。
これで第一回対談企画終わりたいと思います。
一同:ありがとうございました。
(文・M1加藤)